【DIY】ツーバイフォー工法で小屋を作るときの費用は?実際に作ってみた感想
2021年の春くらいから、素人がこつこつと小屋を作り続けて、先月についに竣工しました。
元々、建築の図面を書く仕事をしていたので、多少の知識はありましたが、施工に関しては完全に素人なので、色々つたないところもありつつも基礎~外装の仕上まで、全てDIYしました。
施工の様子は過去記事で紹介しているので、宜しければご参照下さい。
今回は、実際に素人がDIYで小屋を作ってみて、実際にどれくらいの費用が掛かったのかを書いてみます。
まず、小屋の仕様についてです。
延べ面積:2.745m×1.59m(4.36㎡)
高さ:平均2.2m程度
基礎:コンクリートブロック、土間コン
扉:1か所、窓:2か所
外装:杉板材のペンキ仕上+漆喰塗り
となっています。
材料は基本的にホームセンターで購入しており、
屋根材だけは、モノタロウで購入しました。
また、人件費は家族や友人が手伝ってくれたおかげで、基本的に無料です。
各工程ごとに、かかった金額を算出してみます。
①基礎~床→21,982円
②壁→85,536円
③屋根→72,317円
④扉・窓→36,841円
⑤外装仕上材→20,841円
合計すると、23万7517円となりました。
過去記事でも書いていますが、当初は7万円くらいで建てられないかと甘く考えていましたが、完全に超えていますね。
実際作ってみると、木材にかなりお金がかかっています。
費用の7割以上は木材の費用です。
ウッドショックの影響で、普段よりも価格が高騰していたようなので、平時であればもっと安くなったかもしれません。
また、工具類等はインパクトドライバー等、元々持っていたものもあるので、そこまでお金はかかっていません。
材料費の節約の方法として
・壁の仕上を一部ベニヤ板の塗装仕上にする。(人目につかないところ)
・木材の加工は自分でする。ホームセンターだとワンカット¥50くらいかかるため。
・窓はガラスでは無く、塩ビ板を使う。
といったことをしました。
ホムセンで、木材カットを依頼すると50円ほどかかってしまうので、基本的には電動ノコを借りるか丸鋸でカットしました。
普通に100カットくらいはしているので、節約になります。
あとは、もったいないのが壁・屋根の防水で使ったアスファルトシートと、透湿・防水シートが余ってしまったこと。
今回の小屋だと、半分以上余るのでヤフオクとかで中古品があれば、そちらの方が効率的かもしれません。
いずれにしても、20万前後で4㎡くらいの小屋は建てられるので、これから小屋を作ろうとしている人の目安になればと思います。