【DIY】素人がツーバイフォー工法で小屋作り〜窓〜
今回は、小屋の窓を製作しました。
窓を1から作るとなると、結構大変そうです。
なので、今回はあまり仕組みが複雑ではない、かつ小屋のイメージにも合いそうな、両開き窓を作ってみました。
扉の時と同じ様に、まずは図面を起こしてみます。
上はCADで作図した、窓2箇所分の図面です。
サイズが異なる窓を2個作ります。
両開き窓は窓ガラス枠を作って、外枠に蝶番で取り付ける感じなので、結構単純な構造だと思います。
扉の時と同じく、ガラス部分には透明なエンビ板を使います。
また、図面では書いていなかったのですが、外枠には戸当たり(窓が部屋側に開かない様にするためのストッパー的な部材)も取り付けます。
作業の順番としては
①木材の加工、切り出し
②材料の組み立て
③外枠の取付
④窓の取付
の順に進めていきます。
扉を作った時と、手順はほぼほぼ一緒です。
①木材の加工、切り出し
材料は
窓外枠:ワンバイシックス(19×140)
窓ガラス枠:角材30×40
を使います。
こちらも扉の時と同じように、先にペンキで塗装します。
窓のガラス枠には、丸鋸でエンビ板の溝を入れています。
扉の時と同じ様に、この溝にエンビ板を差し込みます。
今回はこのやり方でしたが、丸鋸だとどうしても精度よく溝が掘れず、ガラスはめ込みに苦戦しました。
トリマー等の溝掘り用の工具があれば、そっちの方が絶対良いです。
②材料の組み立て
加工したガラス枠を組み立てていきます。
接合部にはダボピンを使っています。
木工用ボンドも使っていますが、固まるまでは結構グラつきます。
3方の枠を組み立てたら、エンビ板をはめ込んだ後に、最後の一辺をはめ込んで完成です。
③外枠の取付
小屋の開口部に外枠を取り付けます。
こちらも扉の時と同じです。
枠の出入りは内外の壁と均等になるように気をつけています。
ビスを打つ位置も見栄えを良くするために、均等な位置で、150ピッチくらいで打ちつけています。
④窓の取付
最後に窓の取り付けです。
順番的には蝶番を先に窓枠に取り付け、その後外枠にビス留めしました。
蝶番は2mmくらいの厚さがあるので、窓枠には蝶番の厚さ分、欠き込みを入れています。
実際に作ると図面通りにはいきませんが、外枠と窓枠の隙間は、図面では3mm程のクリアランスを見ています。
窓を取り付ける際は外枠とのクリアランス確保の為に、間に板を噛ませて外枠に蝶番を取り付けています。
窓を取り付けた後に外枠に戸当たりを取り付けました。
これがあると、ストッパーとなり窓が内側に開かなくなります。
また、外側から窓を見た時に、窓枠と外枠の隙間塞ぎになります。
完成した窓がこちらです。
窓には取手と掛金の鍵も付けました。
色合いも雰囲気に合っていて、見た目も結構良い感じだと思います^ ^
少しガタつきがあるので、それはこれから改善していきたいです。