【DIY】素人がツーバイフォー工法で小屋作り〜ドア〜
今回は、小屋の扉を作りました。
扉を自分で作ること自体初めてですが、DIYをされている方の動画やブログを見て、まずは図面から作成しました。
上がCADで作図した図面。
木製建具の図面は、以前仕事で扱ったことがあったので、その経験を基に書きました。
材種なんかは、インターネットの情報を参考にしています。
ひとまず、ここから材料を拾って作っていきます。
手順としては、
①木材の加工、切り出し
②材料の組み立て
③外枠の取付
④扉の取付
の順に進めていきます。
①木材の加工、切り出し
木材は
外枠:ワンバイシックス(19×140)
扉骨組み等:ツーバイフォー(38×89)
格子部:角材30×40
を使いました。
(ホムセンに材料が無かったので、図面とは若干サイズを変えています。)
後で細かいところを塗るのが大変そうだったので、材料をカットした後に、先に塗装しています。
扉の窓格子部分はエンビ板をはめ込むために、4mm幅くらいの溝を掘りました。
溝掘専用の工具が無いので、丸鋸を使いましたが、溝が若干歪んでいます(^^;)
木材の接合部分は上の写真の用にダボピン用に穴を空けています。
骨組ツーバイフォー材は幅が89mmあり、ビスの長さが足りないので、扉接合部分は全てダボピンで接合させるようにしています。
扉のドアハンドル部分は、ハンドルとラッチボルト取付用に穴空け加工をしています。
穴空けのサイズは、ハンドルの説明書に書いてあります。
結構深く掘り込みますが、電動ドライバーとノミで地道に掘りました。
②材料の組み立て
加工が終わったら、いよいよ組み立てです。
まずは、扉の骨組みを組み立てます。
骨組みはダボピンと木工用ボンドで接合しています。
固まるまでは、結構ぐらつきます。
骨組み3辺と下部の部分が組み終わったら、窓格子を嵌め込みます。
あらかじめ、格子部分に窓をはめ込んでから扉本体に取り付けます。
窓の溝が歪んでいて、エンビ板がはまらない箇所もあったので、結構大変でした。
窓部分は、エンビ板3mmを使っています。
アクリル板やガラス板の方も検討しましたが、他のブログで窓に塩ビ板を使っている方がいた事、塩ビ板の方が値段が安く、たわみも全く無いことからこちらを採用しました。
ちなみにエンビ板を切る際には、専用のカッターが必須です。
大体¥300くらいで売っています。
丸鋸でも切ろうとしたのですが、破片が飛び散って危険なので止めた方が良いです笑
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窓をはめ込んで残りの骨組みを取り付けたら、扉の完成です^ ^
組み立てたら、雰囲気が出てきました。
③外枠の取付
小屋の方に外枠を取り付けます。
外枠には、ストライクというレバーハンドルのラッチボルトを受けるための金物が必要です。
外枠をノミで溝掘り加工して、取り付けます。
小屋の開口部に外枠を取り付けます。
ビスは色合いを考えて、黒色を使いました。
④扉の取付
最後に扉を取り付けますが、その前に
蝶番とラッチボルトを先に取り付けておきます。
蝶番のサイズは下の表を参考にしています。
今回のサイズだと、89×1.7が1番近いので、こちらを使用しました。
扉を取り付ける際には、扉の下の隙間を確保するために、薄い板を敷きました。
この板が5mm程度の厚さがあるので、扉をこの上に乗せて取り付けると下部の隙間を確保出来ます。
ドアが完成しました!
見た目も思ったよりきれいで、ほぼ図面通りに出来たので個人的には結構満足です^_^
扉があるだけで、見栄えが結構変わります。
次回は窓作りに入ります。